スワミ・サテャナンダについて
スワミ・シヴァナンダ・サラスワティ師
スワミ・シヴァナンダ・サラスワティ師は1887年、パッタマダイ(タミル・ナドゥ)に生まれ、マラヤで医師として勤務した後、ヒマラヤの丘陵にグルを求めて出家します。
リシケシュの神聖な地に落ち着き、1924年スワミ・ヴィシュワナンダ・サラスワティ師によりダシュナミ・サンヤサのイニシエーションを受ます。
その後、公衆にヨガの真価を維持しもたらすため、ヨガやスピリチュアリティについて100冊を超える本や記事を記し、健康に対するヨガ、精神の平和、あるいはスピリチュアルな修行の目的など、ヨガの形にかかわらず教えを必要とし、助けることができる人達との間の隔たりをなくすことに重点を置きました。この信念はシヴァナンダ師の流派であるサテャナンダ・ヨガにも受け継がれています。
この目的のために、スワミ・シヴァナンダ師はインドの広範囲を旅し、人々にヨガのプラクティスを説き、神聖な人生へと導きました。1936年リシケシュにDivine Life Society ( 通称: シヴァナンダ・アシュラム)を、1945 年に Sivananda Ayurvedic Pharmacywo,1948年に the Yoga Vedanta Forest Academyを、1957年に Sivananda Eye Hospitalを設立し、1963年7月14日にマハ・サマディに到達しました。
師の生涯を通しての偉大なスピリチュアルな教えは、世界中の多くのスピリチュアルな道を求める者や弟子達、そして修行者を導きました。
翻訳元:http://www.biharyoga.net/yoga-vision/sri-swami-sivananda-saraswati/
スワミ・サテャナンダ・サラスワティ師
スワミ・サテャナンダ・サラスワティ師は、1923年、アルモーラ(ウッタランチャール州)で生まれます。幼い頃からスピリチュアルな道に惹かれ、18歳の時に出家。1943年、リシケシュでスワミ・シヴァナンダ師に師事し、1947年にダシュナミ・サンヤサのイニシエーションを受けます。自身のグルであるスワミ・シヴァナンダ師に12年間仕え、スピリチュアルな道における全てを習得した後、インド中をさすらいながら苦行を行います。
今日において古代のシステムであるヨガを科学的に説明することの必要性を悟り、1956年、インターナショナル・ヨガ・フェローシップを、そして1963年にビハール・スクール・オブ・ヨガ(BSY)を設立。その後20年間に渡り、世界のあらゆるところにヨガを広め、BSYを世界で最も重要なヨガの組織へと高め、そしてヨガ・タントラ・スピリチュアリティについて80冊を超える著書を記します。
‘サテャナンダ・ヨガ’は古典的な知識と経験に基づく理解、そして現代的な見解を融合させたヨガの流派となり、1984年、科学的な研究とヨガを融合させるためにヨガ・リサーチ・ファウンデーションを設立、さらに、貧困を援助するための機関であるシヴァナンダ・マスを設立します。1988年、スワミ・サテャナンダ・サラスワティ 師は絶頂期において全てを手放しシェトラ・サンヤサを取得、パラマハムサの修行僧として暮らします。1989年、世間から離れ、より高次元なヴェーダのサダナを行う場所としてリキアに辿り着き、1991年、スワミ・サテャナンダ・サラスワティ 師は近隣の人々を支援するという指令に応じ、アシュラムはリキア周辺の貧困の村に住む人々を自活へと導く援助を始めます。
1995年からは、平和・豊かさ・全てのものへの繁栄というサンカルパと共に12年間ラージスーヤ・ヤグナを行い、そして2007年、‘serve, love, give” の使命と共にリキヤピースの設立を公表します。
2009年、スワミ・サテャナンダ・サラスワティ 師は自身の弟子の目の前で、ヨガの成就である自らの意志で肉体を離脱し宇宙意識と一体になるマハサマディに到達します。
翻訳元:http://www.biharyoga.net/yoga-vision/sri-swami-satyananda-saraswati/
スワミ・二ランジャナンダ・サラスワティ師
スワミ・二ランジャナンダ・サラスワティ師は1960年ラージナンダゴン(チャッティスィガル州)で生まれます。生まれた時からの師のグルであるスワミ・サテャナンダ・サラスワティの導きにより、4歳からムンゲールにあるビハール・スクール・オブ・ヨガで暮らし、ヨガ的かつスピリチュアル的な科学であるヨガニドラを通してトレーニングを受けます。
1971年、ダシュナミ・サンヤサのイニシエーションを受け、以後11年、師は海外に住み、様々な領域におけるスキルを獲得、異なる文化への理解を習得し、ヨーロッパ、オーストラリア、北米、南米にサテャナンダ・ヨガ・アシュラムやセンター設立の手助けを行います。
1983年、グルの依頼により、ガンガ・ダルシャンに設立されたビハール・スクール・オブ・ヨガ、シヴァナンダ・マス、ヨガ研究財団/ヨガ・リサーチ・ファウンデーションの活動を指導するために師はインドへ戻ります。1990年、スワミ・二ランジャナンダ・サラスワティ師はパラマハムサ・サンヤシンにイニシエイトされ、1995年スワミ・サテャナンダ・サラスワティ師によりスピリチュアル指導者の後継者に任命されます。1994年、世界初のヨガの大学であるビハール・スクール・オブ・バラティを、2000年にヨガ・パブリケーション・トラストをムンゲールに設立。また、1995年には子供達のためのヨガ・ムーブメントであるバル・ヨガ・ミトラ・マンダルを設立し、師のサンヤシンとしての新しい段階を迎える2009年までの間、ムンゲールでの活動を導くことに加え、世界中を広範囲に渡り回り人々を指導しました。
スワミ・二ランジャナンダ・サラスワティ師は多くの古典的なヨガ、タントラ、ウパ二シャッドの本の著者であり、ヨガの哲学、プラクティス、そしてライフスタイルなどあらゆる側面における智慧を惹き付ける源となっています。伝統と近代性を巧みに組み合わせ、ムンゲールを拠点に自身のグルの使命をはぐくみ、広め続けています。
翻訳元:http://www.biharyoga.net/yoga-vision/swami-niranjanananda-saraswati/